キジの剥製のお焚き上げのご依頼がありました
先日、キジの剥製のお焚き上げのご依頼がございました。剥製は姿形をしたものですし、ましてや動物なので、一般ごみとしては捨てられませんね。
当分院では、お焚き上げとしてお祓いをした後に専門業者様にお預けし、丁重な処分をお願いしております。
剥製のお焚き上げでお困りの方は、当分院にご相談ください。
先日、キジの剥製のお焚き上げのご依頼がございました。剥製は姿形をしたものですし、ましてや動物なので、一般ごみとしては捨てられませんね。
当分院では、お焚き上げとしてお祓いをした後に専門業者様にお預けし、丁重な処分をお願いしております。
剥製のお焚き上げでお困りの方は、当分院にご相談ください。
大国主大神の御使神である「龍蛇神」は海蛇の神様で、水に住む“龍”の信仰からは火難除け・水難除けの守護神、地に住む“蛇”の信仰からは土地の災難除けの守護神と仰がれます。この2つの信仰が融合し、龍蛇神講(龍蛇神の信仰)として、現在では広く家内安全や開運招福などの守護神として崇敬されています。
また、「龍蛇神」は神在月において全国の神々をお迎えするお使いの神さまとしても知られており、「龍蛇神」さまの先導の元、出雲大社にて「神迎祭」が執り行われ、「神在祭」へと続きます。
壮気(そうき)とは、「若々しくて盛んな」、健全(けんぜん)とは「全てが健やかになること」を意味します。
各々の人たちが、常に健康であって、明るく楽しい日々が過ごせるようにと、願いを込めたお守りです。
宗祠(そうし・島根県出雲大社)では、一般的にお守りとよばれる「肌守(はだまもり)」は頒布していません。こちらのお守りにあたる「壮気健全守(そうきけんぜんまもり)」を頒布しています。
出雲大社の御祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です。
大国とは、広く大いなる国土(日本)を意味します。そしてこの国土は、ただ土地を指しているのではなく生命体としての国土であり、生きている自然のことです。国土は人間をはじめ、生きとし生けるものがその生命を限りなく生み出し育み、生きてゆかねばならぬところです。ですから、人々がその国土に住み、幸せな生活を営み、自然と共に幸せに暮らせる土地こそが国土といえるのです。大国主大神はこの国土の大きなみちから(=壮気健全)を与えて下さっています。
大国主大神の偉大さをよく示しているものの一つに、その御別名があります。このことは、大神が古今、様々な人に、様々の事情でその恩頼(みたまのふゆ・恩恵)を期待され、それぞれの御神名でもって仰がれたことに由来します。
大己貴の大は、広く大いなるさまを表します。己貴は「名持」とも書き、ある広がりの中に名前ある存在、すなわち、その広がりを主宰するという意味です。「ち」は霊あるいはそのはたらき(=壮気健全)を示し、大神はそこに御霊威を表される神ということです。
大物主の大は、広く大いなるさまを表し、物とは万物を指し、また尋常(つね)ならない霊威を意味する言葉です。すなわち、物主とはこの世に生きるすべてのものの霊魂の本義を意味します。大神はこの霊魂を主宰され、それを正しく栄える(=壮気健全)ように導かれています。
私どもの幸福を願われ、この世のすべてのものが豊かの繁栄する(=壮気健全)ように、国土の開拓と国土を経営いただいた御事跡からの御神名です。
以上のことから壮気健全とは、大国主大神の御神徳により、豊かに正しく栄える状態を指します。
これらの大国主大神の御神徳にあやかり、各々の人たちが、常に健康であって、明るく楽しい日々が過ごせるようにと、願いを込めたお守りが、壮気健全守なのです。
神道の原点は自然崇拝。この世界に存在するもの全ては「神様からのいただきもの」と考えます。生活の道具は単なる「物」ではなく、神様から授かった「もの」。物質的な「物」を大切にする気持ちを持ち、「もの」に対する感謝を日々行うことが本当の幸せを導くと言えます。
(神様に生かされて 生きている今日の この命 天と地の恩はこれ以上ないほどの恩である)という言葉にあるように神様に日々生かされていることを感謝し、感謝の気持ちをお祈りするのが「神恩感謝」です。
日本人の生活には「神恩感謝」の考え方がいたるところに見られます。
感謝の気持ちを忘れなければ、神頼みはしてもよいと考えられています。「苦しい時の神頼み」ではなく、謙虚に一日の安寧を感謝し、「日々、神頼み」をすることが大事です。
神頼みしたからといって、勉強しなければ、試験には受かりません。努力なしの神頼みは叶わないのです。願いの成就に関わらず、必ず神様に感謝をしましょう。願いが叶わなくても、仕方ないことと謙虚に受け止めて、何かを学ぶ姿勢が大切です。
食前の挨拶「いただきます」は、「いただく」という頭の上にものを捧げる最高の敬意を表す動作です。お米を作ってくださったお百姓さんやご飯を与えてくれた親への恩、天地自然の恵み、天地に存在する「神」、いろいろなものへの感謝の気持ちがこの言葉には含まれています。「いただきます」は単なる挨拶ではなく、祈る心なのです。
「おかげさま」の「おかげ」というのは、神様や他人からいただいた恩恵を意味します。「おかげ」に「さま」をつけて、丁寧にしたのが「おかげさま」。神様や周りの人たちに対する感謝の気持ちが込められています。
神社にお参りの際には、まずは感謝しましょう。
感謝をして生きていれば、心は穏やかになります。まずは「ありがとう」と口にしてみましょう。自然や目に見えないものへの感謝は神様に通じ、心に平穏をもたらします。
私たちは日々、目に見えるもの、目に見えないもの様々なものに感謝しながら生きています。当たり前のことへの感謝の気持ちを持てることは、とても幸せなことです。「ありがとう」と口にすることは言霊(言葉には力があるという考え方)の発動です。
出雲大社埼玉分院では、「神恩感謝」の祈祷を随時承っております。日々生かされていることに感謝し、感謝の気持ちをお祈り致しましょう。
TEL:048-463-3720
FAX:048-463-3723
MAIL:info@izumotaisha-saitama.com
開門時間:8:30-17:00(年中無休)
受付時間:9:00-17:00