神様との付き合い方
神様であれ人であれ、感謝された相手は「幸せな気持ち」「うれしい気持ち」になります。また、感謝の気持ちはそれを抱いた人にも心の平穏と幸せをもたらします。神様と人との関係は、人間同士の関係と同じなのです。
人間同士が感謝することで、「もっとその人の力になりたい」と思うように、神様と人間に関しても、同じことが言えます。接する機会が多くなればなるほど、つまり神棚や神社に手を合わせる回数が多ければ、多いほど神様との関係が深まるのです。人間同士の関係が深まるように、神様とのご縁を深めることで、神様はご加護を授けて下さいます。
神社では、春に稲の豊作を祈る「祈年祭(きねんさい)」が行われ、秋には収穫を感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」が行われます。
神道では、「お願いすること」と「感謝すること」は必ず対です。神職が奏上する祝詞も祈願と感謝で成り立っているのです。